ホームページ制作・運営お役立ちトピックス

インターネットブラウザーは何を使っていますか?

パソコンやスマートフォンでインターネットを閲覧するときにはブラウザーというソフトが必要です。

主に現在使われているブラウザーは、Internet Explorer、Google Chrome、Mozilla Firefox、AppleのSafariです。

以前は、Windows ユーザーはInternet Explorer(IE)、macユーザーはSafariが主流だったと思いますが、近年、Chrome、Firefoxユーザーが非常に増えてきています。

下記のグラフは2008年から2012年の間の推移ですが、Internet Explorerの利用者が減り、Chromeの使用者が急激に増えてきているのがわかります。

[browser-shot width=”600″ url=”http://gs.statcounter.com/”]

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share

今でもブラウザー戦争が続いているなか、自分にとって、またはみなさまにとって一番使いやすいブラウザーは何かについて、少し検討してみました。

圧倒的なシェア率を誇ってきたInternet Explorer

[browser-shot width=”600″ url=”http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/download-ie”]

Internet Explorer

現在でも最も多くの利用者がいるブラウザーはInternet Explorerです。

Internet Explorerはマイクロソフト Windows の標準インターネットブラウザです。

長い間圧倒的なシェアを図ってきたことと、Windowsのパソコンを購入すると標準でインストールされていることなどから、パソコンやインターネット利用初心者にも親しみやすいブラウザーです。

○Internet Exploreのメリット
  • ・Windows に標準でインストールされている
  • ・ブラウザとしての歴史は古いので、親しみ感がある。
○Internet Exploreのメリット

主に古いバージョン(IE8以下)

  • ・ウィルスにかかりやすい
  • ・動作が重い
  • ・拡張機能が充実していない
  • ・新しい規格WEBページのデザインがきれいに表示されない

手軽で親しみがあるため、現在でも多くのユーザーがいるInternet Explorerですが、注意点があります。

Internet Explorerを古いバージョンのままお使いの方も少なくないと思いますが、快適に安全に利用するためには、新しいバージョンにアップデートすることが大切です。 IE6などの古いブラウザーはマイクロソフトもサポート終了の方向で動いてます。

またOSのWindows XPは、IE8までしか対応していないので、最新のIE9(またはそれ以降)にバージョンアップすることができません。

「ブラウザーのバージョンのことなど特に気にしたことが無かった」という方は、ぜひInternet Explorerのバージョンの確認し、最新のものを利用するようにしてください。

新世代ブラウザGoogle「Chrome」

[browser-shot width=”600″ url=”https://www.google.com/intl/ja/chrome/browser/”]

Chrome

検索エンジンで有名なGoogleが開発した「Chrome」は、2008年リリースのため歴史は浅いので、聞いたことはあるけど、使ったことはないという方もまだ多いと思います。

○Google Chromeのメリット
  • ・動作が軽く、早い
  • ・シンプルな画面で表示領域が広い
  • ・拡張機能が多く、用途に合わせて独自にカスタマイズできる
  • ・新しいWEBやITの技術や規格への対応が早い
○Google Chromeのデメリット
  • ・Googleがユーザーの動きをデータとして送信し、広告に利用している。

私は現在のメインでブラウザーはGoogleツꀀChromeを使ってます。 理由は、なんといっても動作が速いことです。 拡張機能も豊富で、翻訳ツールや、スケジュール管理ツール、簡単な画像加工などがブラウザー上ででき、作業が効率化できたりしています。

Chromeの拡張機能はこちらのページで紹介されています。

デメリットは、提供基がGoogleですので、ユーザーの動向やデータを広告に利用しやすいような、サービスの提供になっていることです。

「Googleのために自分の行動情報など渡したくない!」という方もいるかもしれませんが、今やGmailやGoogleドキュメントなども利用していたら、なかなかGooglの手法から逃れられないところでもあります。

Chromeに先駆けた次世代ブラウザー「Firefox」

[browser-shot width=”600″ url=”http://www.mozilla.jp/firefox/”]

Firefox

Chromeに先駆けて、Internet Exploreの対抗馬的な存在であったFirefoxは、Mozilla Foundationという非営利企業が開発しているブラウザーソフトです。

Mozilla Firefoxとしてリリースされたのが2004年なので、そこそこの歴史があります。

Firefoxのメリット
  • ・拡張機能が多く、用途に合わせて独自にカスタマイズできる
  • ・新しいWEBやITの技術や規格への対応が早い
  • ・次世代型のブラウザーとしての歴史があるので、親しみがある
Firefoxのデメリット
  • ・Chromeと比べると動作が遅い(環境や使い方による)

私は、Chromeが出てくるまでは、Firefoxを愛用していました。

その理由はやはり、拡張機能というものが充実していたことです。今では他のブラウザーにも備わっていますが、複数のタブを開いて閲覧できるというところも便利ですごく気に入っていました。

ですが、現状はシンプルな画面と使用感の速さが快適なGoogleChromeへとユーザーが大きく移行し、Firefoxのシェア率の伸びは落ちています。

表示が美しいSafari

[browser-shot width=”600″ url=”http://www.apple.com/jp/safari/”]

Safari

Safariはアップルが開発しているWebブラウザーです。

Windowsユーザーにはあまり馴染みがありませんが、Macには標準で搭載されている標準ブラウザーです。

○Safariのメリット
  • フォンとや色の表示がとてもきれいで目にやさしい。
  • 表示速度が速い
○Safariのデメリット
  • Windows版の提供が終了している

ブラウザー本体の画面や動きもスタイリッシュなのと、フォントの表示が美しいことが、他ブラウザーとの大きな違いです。デザインは細部にまでこだわるアップル開発ならではだと思います。

Macでは標準ブラウザーなのですが、やはり拡張機能を早くに持たせたFirefoxや速度の速さでは劣ることないChromeと併用しているユーザーが多いと思います。

私もMacでもFirefoxやChromeを入れて使っています。

デメリットとしては、Windows版「Safari」の提供をアップルが終了したことで、基本Macユーザーにしか提供されないので、使う機会自体が少ないところです。

アップルがWindows版「Safari」を終了した背景はやはり、ChromeやFirefoxのユーザー拡大による影響だと思います。

どのブラウザーがおすすめか

ブラウザーは使用者の好みがありますので、いちがいに言えるものではありません。一番は今回紹介した、3つのブラウザーを全てインストールして使ってみて、気に入ったものを選ぶのがいいのですが、「こだわりはない、快適に使えればいい」というユーザーの方には、それも手間ですよね。

ということで、独断にはなりますが、現状ですとGoogle Chromeがおすすめです。 IE(特に古いバージョン)を使っている方でしたら、動作の速さをより体感できると思います。