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アメーバブログの「商用利用禁止」について

アメーバブログの規約に書いてあること

今年の6月からアメーバブログの利用規約が変更になり、商用利用が基本的に禁止になる旨が書かれています。

以下、Ameba利用規約より抜粋です。

(4)    弊社の承諾のない商業行為 ①    無限連鎖講(ねずみ講)、リードメール、ネットワークビジネス関連(MLM、マネーゲーム等を含む)の勧誘等の情報、及びこれらに類する情報の送信等 ②    商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成(但し、弊社が認めている範囲のもの及び弊社タイアップ等は除く) ③    弊社が許可したものを除き、営利、非営利目的を問わず、物やサービスの売買、交換(それらの宣伝、告知、勧誘を含む)を目的とする情報の送信等(物品を販売し、又は契約を締結させることを目的とする無料セミナーの情報の送信等を含む) ④    本サービスの一部の利用権を、弊社が定めた以外の方法で譲渡する行為 ⑤    本サービスの全部又は一部の利用権をもって、現金その他の財物、財産上の利益との交換取引をすること、もしくは交換取引をすることの宣伝・告知・勧誘する行為

最終的に、物やサービスの売買、交換に関わる場合は、無料セミナーの宣伝もだめと書いてあるので、ビジネスで活用されている方の多くがこの規約に抵触している可能性が高いと思われます。

ビジネス用ブログとして人気のあったアメーバブログ

アメーバブログは、芸能人、ビジネス関連、個人ユーザーまで、アクティブユーザー数がとても多いことで知られています。

その中でもブログをビジネスに結び付けていきやすかった理由は、趣味や職業を基にしたユーザー間でのコミュニケーションを活発に行える仕組みが用意されていたことです。

初期コストをかけずに、インターネット上での自身のブランディングや集客を図れる(と思われる)アメブロは、多くの人が利用しやすいサービスだったと思います。

商用ブログだと本当に削除されてしまうのか

アメーバがこのような規約を発表した意図は、対象外のアフェリエイト利用者や、怪しいセミナーやコンサルの宣伝行為の温床になってしまっていることを払拭したいということなのでしょう。 とはいえ、現在多くのビジネスユーザーもいるアメブロですので、少しでも商業行為が確認されたら削除では、返ってアメブロの存続自体が危ぶまれると考えられます。 ゆえに、”悪質でなければ、削除される可能性は低い”と思う節もあります。

ですが、やはり規約には”基本的に商用禁止”の趣旨が書かれているので、ある日突然アメブロ側からブログを削除されても、意義を申し立てることはできないことになります。

ツꀀ無料ブログサービスのメリット・デメリット

アメブロが商用利用禁止なら、他の無料ブログサービスに移ろうという考え方もあります。

無料ブログサービスで有名なところは他に、

・はてなブログ

・FC2ブログ

・ライブドアブログ

・Seesaaブログ

・ココログ

などがあります。

ちなみに私は、テンプレートデザインがよかったというところで、「JUGEM」というブログサービスを利用していたことがあります。

無料ブログサービスのメリットは、なんといっても”無料”であること。加えてホームページの知識がない人でも即日公開可能で、記事のアップも簡単なところですね。

さらに、アメブロにあるようなユーザー同士でつながれるようなコミュニケーションの場に参加したり、自分のブログを他の人から閲覧してもらいやすい環境が用意されているというのも魅力的な部分だと思います。

代わってデメリットは、今回の件のように、利用規約やサービスの状況が運営側の方針に基づき、その都度で変えられてしまう可能性があること。テンプレートのデザインがビジネス向けでないものが多い。デザインや機能を自由にカスタマイズできないことなどがあります。

無料ブログサービスを利用する場合は、多かれ少なかれアメブロと同様のリスクがあることは理解して利用した方が良いです。

ブログ記事のバックアップを取ることの必要性

無料ブログサービスは、利用規約の抵触による削除だけでなく、サービス自体が終了してしまうと、自分のブログを失ってしまうことになります。

みなさまが日々書いて貯めてきたブログ記事は、おおきな財産です。

その大切な財産を守るため、無料ブログを引き続き利用される方は、データのバックアップをすることをおすすめします。

各バックアップ方法は以下のようになっています。

・はてなブログ

書きかけの日記を定期的にバックアップするように設定する

・FC2ブログ

記事のバックアップ

・ライブドアブログ

ブログのデータを書き出す(エクスポート)

・Seesaaブログ

エクスポート機能について

・ココログ

4:バックアップ

肝心のアメブロですが、サービス専用でバックアップ機能やエクスポート機能がないようです(困)。 アメーバのサービス外では、エクスポートできるツールなどはいろいろ出ているようです。 そいった情報も後日確認などできたら、お知らせしたいと思います。

ビジネス向けの情報を発信していく上で今後取り組みたい対策

アメブロの商用利用禁止を踏まえて、ビジネスブログ運用を続ける上で根本的な対策は、無料ブログツールを使わずに、自分専用のブログを開設することです。

自分専用のブログを開設するメリットは大きいです。

独自ドメインで運用していくことにより、なによりもサイトのブランド力が高まります。

例)

○アメブロの場合 http://ameblo.jp/webxxx/

→アメブロの中のwebxxxのブログ

○独自ドメインの場合 webxxx.com →webxxxのブログ

というように、無料ブログサービス会社の中のブログの一つですよというくくりではなく、「このサイトは○○○(ドメイン名)のものです」と閲覧者または検索システムに知らせることができます。 個人の趣味のサイトでしたら、各サービスの配下で情報発信していくのもいいと思いますが、ビジネスで考えた場合、独立した自身のサイトで発信していくのは、私は必須事項の一つだと思います。

ですが、自分専用のブログを開設するには、ドメンの取得やサーバーのレンタル、ホームページを構築するソフトやツールなどを自分で導入したり構築する必要があります。 WEB活用はアメブロ(無料ブログ)のみという方には、敷居が高いかもしれません。 ちなみに、ブログ構築でおすすめなのは「Word Press」です。 ワンランクアップWEB工房でご提供、制作しているサイトも「Word Press」を導入しています。

「Word Press」の活用方法については、別途記載したいと思います。